浅草演芸ホール

住所 111-0032 東京都台東区浅草1-43-12 (六区ブロードウエイ 商店街中央)
TEL 03-3841-6545

 

 

 

 

ホールのご案内

浅草唯一の落語定席

浅草唯一の落語定席 明治17年から続く浅草笑いの伝統!

浅草演芸ホールは、鈴本演芸場(上野)、新宿末廣亭、池袋演芸場とならぶ、東京の「落語定席」のひとつです。
「落語定席」とは、1年365日、休まずいつでも落語の公演を行っている劇場のことで「寄席(よせ)」とも呼びます。
昭和39(1964)年のオープン以来、10 日替わりで落語協会と落語芸術協会が交互に公演を行っています。
落語のほかにも、漫才、漫談、コント、マジック、紙切り、曲芸、ものまねなど、バラエティーに富んだ番組をご用意しています。
昼の部と夜の部は、原則として入替えがありませんので、お好きな時間においでになって、心ゆくまで「演芸」をお楽しみいただけます。
萩本欽一やビートたけしなどを輩出した、お笑いの殿堂「浅草演芸ホール」に、是非一度お越しください。

  • 浅草演芸ホールの歴史

    東京オリンピックの年に浅草に寄席が誕生

    東京オリンピックの年に浅草に寄席が誕生

    昭和39(1964)年、「浅草フランス座」を増築してつくられた4階と5階に、「浅草演芸ホール」は生まれました。
    当時の浅草には寄席がなく、落語定席が待望されていたなかでの開業でした。
    東京オリンピックが開催されたこの年は、テレビ時代の幕開けともいえる年で、その後、娯楽の中心が劇場からテレビへと移っていきます。
    しかし、今では伝説の名人ともいわれる、桂文楽、古今亭志ん生、三遊亭円生が現役で高座に出て、古今亭志ん朝、立川談志、五代目三遊亭円楽がまだ若手だった当時。浅草演芸ホールには、次第にお客様がいらっしゃるようになりました。
    「爆笑王」と呼ばれた初代林家三平も、忙しいテレビ出演の合間を縫うようにして高座に上がるなど、多くの落語家から愛される寄席だったのです。

    東洋劇場の閉館、演芸ホールが1 階に移動

    東洋劇場の閉館、演芸ホールが1 階に移動夏の定番・住吉踊り

    昭和46(1971)年、軽演劇専門の劇場であった「東洋劇場」の閉館にともない、浅草演芸ホールは1 階に移ります。
    昭和53(1978)年からは、八代目雷門助六が継承していた伝統芸の「住吉踊り」を古今亭志ん朝が興行として復活させました。
    この「住吉踊り」は浅草演芸ホールの夏の風物詩として、今でもたくさんのお客様に親しまれています。

    テレビ・メディアとの共存

    テレビ・メディアとの共存テレビ東京
    正月中継(ビートたけしと)

    みのもんたが司会、鈴々舎馬風(落語協会前会長)がハリセン大魔王に扮したテレビ番組『生放送!お笑い名人会』『生放送!おもしろ寄席』(テレビ東京系列火曜夜8 時枠)が生中継された。テレビ番組であるので、協会の別なく出演した。例えば、落語立川流の噺家、トニー谷や大阪吉本興業の漫才師も普通に舞台に上がった(番組収録という機会でなければ考えられないことである)。
    TBS 金曜ドラマ『タイガー& ドラゴン」に登場する寄席で、出入り口がロケ地として劇中に多数登場した(ただし、場内は新宿末廣亭を模して造られたセット)。
    2004 年4 月より、このホールによる「落語協会」「落語芸術協会」の興行の模様を収録した番組『浅草お茶の間寄席』が、チバテレビなどで放送されている。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

座席について

座席について

当寄席は、基本的に全席自由席ですので、座席指定はお受けできません。
ただし、10名様以上の団体様につきましては、昼の部の12時までにご入場いただける場合に限り座席の確保が可能です(ただし、正月、GW、お盆の期間は対象外)。また、夜の部からの団体予約も可能です。詳しくはお問い合わせください。

初心者歓迎!寄席に行ってみよう!寄席は1年365日無休で公演中です!

初心者歓迎!寄席に行ってみよう!寄席は1年365日無休で公演中です!

「寄席は敷居が高いから、入りにくい」「よく分からないまま行って大丈夫なんだろうか」…そんな印象を抱き、寄席に行くのをためらっている方も多いことでしょう。
実は、寄席では落語以外にも「いろもの」と呼ばれる、漫談や太神楽、紙切りなどの芸を楽しめます。また、代わる代わる噺家さんが出てきて、様々な演目の落語を聴けることも寄席の魅力です。
まずはこちらをお読みいただき、お気軽に浅草演芸ホールに足をお運びください。

寄席ってどんなところ?

寄席ってどんなところ?江戸時代半ばごろ、講談や落語などの興行が催される演芸場を「講釈場」「寄せ場」と呼ばれるようになったのが寄席の始まりといわれています。
寄席の興行期間は、毎月「上席」「中席」「下席」と10日間ずつ区切った期間です。当ホールでは、落語協会と落語芸術協会が10 日ごとに交代で公演を行い(ただし、31日は特別興行を行います)、それぞれに「昼の部」と「夜の部」を設けています。落語をはじめ、漫才や手品などの、いわゆるいろものも上演しており、様々な演目を楽しむことが可能です。

チケットはどうやって買うの?

チケットはどうやって買うの?通常は当日券でもOK。
木戸(寄席の入り口)でチケットを買って入場し、空いている好きな席に座るだけです。
お正月や特別公演、繁忙期などは満席で入れないこともありますが、通常の公演時はすぐにご入場できます。表にいるスタッフにお声掛けいただければ、チケット売り場までご案内いたします。

寄席に行くときの決まりごとって?

寄席に行くときの決まりごとって?寄席は、好きなときに入って好きなときに出ることができます。ただし、最低限のマナーとして、入退場は高座の切れ場(演芸と演芸の間)にするとよいでしょう。また、公演中はアルコール以外飲食も可能です。ただ、こちらもあまり音のするものはお控えください。あとは、携帯電話のマナーモード設定を忘れないよう注意が必要です。
このように、他のお客様や出演者に迷惑をかけないように気をつける以外に、寄席には特別なルールはございません。どうぞ、浅草演芸ホールにお気軽に足をお運びください。
但し、再入場はお断りしております

落語の話を知らないけど大丈夫?

落語の話を知らないけど大丈夫?落語には古典と新作の2種類があります。江戸時代や明治時代などに作られたものを古典落語、噺家さん自ら考えた話を新作落語と呼んでいます。

落語は現代にも通じるような、深いテーマを持った話がほとんどです。また、同じ落語の話でも噺家さんによって変わりますし、同じ噺家さんでも日によって変わるのも面白いところ。喋りのプロである噺家さんの話芸に引き込まれていくので、予備知識なしでも寄席は十分楽しめます。

また、毎年8 月11 日~ 20 日の期間中は、昼の部の大喜利で「住吉踊り」を上演。芸人さん達が揃いの浴衣に「たすき掛け」姿で、粋な江戸前の踊りを披露いたします。

サイトから取得した情報と写真:www.asakusaengei.com