住所: 104-0061 東京都中央区銀座4-12-15
Phone：03-3545-6800（代）

沿革

歌舞伎座は1945（昭和20）年5月東京大空襲により焼失しましたが、戦後歌舞伎座復興に際し新たに当社株式会社歌舞伎座が設立されました。
敷地は所有者松竹株式会社より借り受け、劇場は演劇の興行を行う松竹株式会社に、また劇場内の食堂売店等を当社の子会社である歌舞伎座サービス株式会社にそれぞれ賃貸しております。
当社の設立から今日までの経過の概要は以下の通りです。

年表

1949（昭和24）年 11月	株式会社歌舞伎座設立（資本金1億5千万円）
1950（昭和25）年 12月	歌舞伎座竣工
1951（昭和26）年　1月	歌舞伎座を開場
1952（昭和27）年　7月	東京証券取引所株式上場
1954（昭和29）年　3月	株式会社歌舞伎座サービス設立
1954（昭和29）年　8月	株式会社歌舞伎座サービスを歌舞伎座サービス株式会社に社名変更
1956（昭和31）年　3月	映画製作事業を開始
1958（昭和33）年　5月	株式会社戎橋劇場（大阪）設立
1958（昭和33）年 11月	テレビ映画部新設
1960（昭和35）年　6月	松竹豊橋会館株式会社（愛知）設立
1961（昭和36）年　3月	株式会社文楽座を吸収合併し、当社大阪営業所となる
1963（昭和38）年　3月	歌舞伎座サービス株式会社を松竹豊橋会館株式会社が吸収合併し、歌舞伎座事業株式会社（旧・連結子会社）に社名変更（旧松竹豊橋会館株式会社が豊橋営業所となる）
1963（昭和38）年　8月	文楽座を朝日座と改称
1973（昭和48）年 10月	表新館竣工
1976（昭和51）年　8月	歌舞伎会館の半分を取り壊し、歌舞伎座ビル竣工
1984（昭和59）年　3月	朝日座閉鎖し、譲渡
1984（昭和59）年　8月	大船に土地購入
1985（昭和60）年　5月	大船セントラル駐車場オープン
1985（昭和60）年　8月	テレビ映画の製作を一時的見合わせる
1986（昭和61）年　2月	大船に土地購入（1984（昭和59）年8月付取得した土地の隣接地）
1986（昭和61）年　3月	株式会社戎橋劇場は同劇場入居先の改築工事の為、賃貸契約を解約し、その後所在地を東京に移転
1986（昭和61）年　9月	大船セントラル駐車場を一時縮小し総合住宅展示場として賃貸
1990（平成２）年　9月	東新館ビル竣工
1996（平成８）年　3月	大船セントラル駐車場を駐車場用地及び映画撮影用のオープンセット用地として賃貸
1999（平成11）年 11月	大船セントラル駐車場と松竹株式会社所有の松竹ショッピングセンター内三越棟の土地交換を行い、それに伴う建物を取得
2000（平成12）年　5月	歌舞伎座事業株式会社の豊橋営業所閉鎖
2000（平成12）年 11月	歌舞伎座事業株式会社の閉鎖した豊橋営業所の土地を譲渡
2002（平成14）年　2月	歌舞伎座の建物が登録有形文化財となる（2010（平成22）年12月登録抹消）
2005（平成17）年　9月	株式会社戎橋劇場が社名を歌舞伎座サービス株式会社（現・連結子会社）に変更
2010（平成22）年　4月	劇場建替えのため、4月30日をもって閉場
2010（平成22）年　5月	劇場歌舞伎座、表新館、東新館及び歌舞伎座ビル取り壊し開始
2013（平成25）年　2月	第五期歌舞伎座竣工

歌舞伎稲荷神社

銀座４－１２－１５(劇場歌舞伎座正面右側)

歌舞伎興行の大入りや安全、お客様や舞台関係者の平穏無事、また、近隣の平安、火伏の守護などを祈願して祀られています。晴海通りに面しており、観劇以外の方もお参りすることができます。毎年二月午日は「初午祭」を開催。歌舞伎興行の初日と千穐楽には「奉告祭」が執り行われています。

歌舞伎座建て替え事業期間の歌舞伎稲荷神社の取り扱い

第四期劇場解体にあたり、神職による「解体工事安全祈願祭」と同時に、「御神体仮遷座」を執り行い、歌舞伎稲荷の御霊と御神体を当社仮事務所に移した。
お社は、積年の損傷が甚だしかったことから、修復を施して保管していた。

建替え期間中

歌舞伎座事務所内に神棚を設け、毎月、松竹演劇事業部他、関係者とともに、神職によるお祓いを執り行っていた。

第五期歌舞伎座の歌舞伎稲荷神社

「神様は地におわす」、「大勢の目に触れられる」ことから、地上階に以前と極力場所や方角を違わぬことを優先し、修復したお社を据えて配置。
劇場竣工後、再度、御霊と御神体、神使をお社に戻す「遷座祭」を執り行った。
現在も、従前と同様、初日と千穐楽に「奉告祭」、例年二月に「午祭り」や、秋には「安全祈願祭」などを執り行い、興行や劇場の無事安全、此地や近隣の平穏安寧を関係者一同で祈願している。

歌舞伎座ギャラリー回廊