一保堂のこと
創業は1717年(享保2年)。近江商人の渡辺利兵衛が拓いた「近江屋」にはじまります。当時はお茶や陶器などを扱っていたようですが、幕末に山階宮(やましなのみや)から「一保堂」という屋号を賜りました。「扱うお茶がおいしいから、これからはお茶一つを保ちなさい」という思いを込めてくださったのでしょう。それからは「一保堂」という屋号で、お茶と真摯に向き合いながら時代に合わせて変化を続けてまいりました。
売り場
お茶は喉の渇きを潤すだけでなく、心の渇きも癒す力があると思います。お茶を淹れる、一人で楽しむ、誰かとお茶をする。ほんのささいなことですが、「お茶の時間」は日々の暮らしをより豊かにしてくれます。暮らしに近いところで新鮮なお茶をこまめにお求めいただけるよう、今では全国100か所以上で取り扱うようになりました。
喫茶室
「お茶にしよう」という一言が大好きです。ちょっと気持ちを切り替えよう、おしゃべりをしよう、久しぶりに会おう…いろんな意味で使われるこの一言。丁寧に淹れたお茶と過ごす心休まるひと時。京都本店と東京丸の内店には喫茶室があります。どうぞお茶をしにいらしてください。
教室
淹れ方ひとつでいかようにも表情が変わるお茶。この素材がもつ面白さを学べるのがワークショップ。淹れ方のイロハはもちろんのこと、いろいろな「お茶のある暮らし」をご提案しています。