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大学案内

創立者聖ヨハネ・ボスコが実践した「予防教育法による全人間教育」を行うことが本学の建学の精神であり、カトリック精神に基づく全人間教育をベースに、人を思いやる心と高い専門性を持った保育者育成をめざしています。
沿革

星美学園の母体であるサレジアン・シスターズは、イタリアのローマに本部があり、1872年にヨハネ・ボスコとマリア・マザレロによって創立された、国際的なカトリック女子修道会です。
本学の教育理念は、カトリックの価値観に基づく、2人の創立者の精神的遺産によるものです。「教育は心に拠るものである」という信念に基づいて、男子のための教育事業を始めたヨハネ・ボスコと共に、マリア・マザレロは、女子のための教育事業に専念しました。2人の教育方針は「理性」「宗教」「慈愛」という三本の柱に支えられた、全人間的教育であると言えましょう。
星美の教育

本学の創立者聖ヨハネ・ボスコが実践した「予防教育法による全人間教育」を行うことが本学の建学の精神です。「予防教育法による全人間教育」とは、理性と宗教と慈愛に基づき、家族的教育環境の中で、青少年の全人間的な育成を目指す教育です。
- 理性
- 命令や強制ではなく道理に基づいた語りかけと学生の納得による教育を行います。
- 宗教
- キリスト教的な愛について気づかせ、生きる指針となるよう導きます。
- 慈愛
- 学生一人ひとりを、善なる心をもつ存在として大切にします。

- ●聡明
- 善と悪を正しく識別できる聡明さをもつ人に
- ●誠実
- 言葉や行いがいつも誠実である心の清らかな人に
- ●温和
- 謙虚で優しく心の温かな人に
このような人間像を、カトリックの精神と価値観に基づいて育成します。
教育目的と3つのポリシー・学習成果
幼児保育学科
幼児保育学科の教育目的
幼児保育学科は、保育に関する豊かな専門知識と技術を習得し、社会人としての自覚をもって子どもをいつくしみ、育むことができる人材を養成することを目的としています。
幼児保育学科のディプロマ・ポリシー
幼児保育学科では、以下に挙げる資質・能力を身につけ、所定の単位を修めた学生に学位を与えます。
- カトリック・教養・人間性
カトリックの価値観に基づき、幅広い視野に立って、社会人としての教養と、豊かな人間性を身につけている。
- 専門知識・技能
保育をする上で必要な基本的な知識・技術を身につけ、説明したり、実践したりすることができる。
- 共感性
子どもをいとおしむ心とまなざしをもち、子どもの立場に立って考えたり、共感することができる。
- コミュニケーション
保育をする上で、適切な言葉を用いて話す力、書く力を身につけている。
- 協働性
他者と協働しながら計画・実施・振り返り・改善する体験を通して、社会性を身につけている。
幼児保育学科のカリキュラム・ポリシー
幼児保育学科では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、以下の方針によってカリキュラムを編成している。
- キリスト教を知り、創立者ドン・ボスコの精神を学ぶことができる。
- 社会人としての基礎的な知識・技能が習得できる。
- 保育現場で必要とされる基本的な知識・技術が習得できる。
- 障がい児への基本的な対応力・指導力が習得できる。
- 子どもの立場に立って考える態度を育成する。
- 保育で必要とされる話す力・書く力が習得できる。
- 他者と協働しながら、一つの目標に向かう取り組みを通して、社会性を育成する。
- さまざまな免許・資格が取得できる。
幼児保育学科の学習成果
幼児保育学科では、ディプロマ・ポリシーに対応する、以下の学習成果を定めている。
- キリスト教の価値観をふまえつつ,現代社会の諸問題を柔軟に捉えることができる思考力を習得している。
- 社会人として必要な基礎的な知識・教養を習得している。
- 保育の基本的な知識・技術を総合的に習得し、子どもの最善の利益に向けて,子どもに寄り添った保育を計画できる。
- 障がい児を保育する上で必要とされる基本的な知識・技術を理解し,インクルーシブ保育に必要な思考力・判断力を習得している。
- 子どもの姿を多面的に理解・判断するための知識・技術を習得し,一人一人の子どもに愛情をもって関わる姿勢を身につけている。
- 保育者として必要な表現力,伝達力として適切な言葉で話す力・書く力を習得している。
- 集団の目標達成に向かって保育者として他者と協働・連携しながら,自らの実践を客観的に振り返り改善する姿勢を身につけている。
- 幼稚園教諭二種免許状、特別支援学校教諭二種免許状を取得する。
専攻科 幼児保育専攻
専攻科 幼児保育専攻の教育目的
専攻科は,短期大学における一般的及び専門的教養の基礎の上に, さらにその専攻分野についての学識を深め,その研究能力を培うことを目的とする。
専攻科 幼児保育専攻のディプロマ・ポリシー
専攻科幼児保育専攻では、以下に挙げる資質・能力を身につけ、所定の単位を修めた学生に修了を認定します。
- カトリック・教養・人間性
カトリックの価値観に基づき、広い視野に立って人間や社会について理解し、また理解を深めていく素養を身につけている。
- 専門知識・技能
さまざまな保育技術のうち、自ら選んだ分野に関する専門性を磨き、実践力を修得するとともに、さらなる専門性の向上に向けて探求し、努力することができる。
- 共感性
さまざまな子どもの個性や、子どもを取り巻く環境について多角的に考察することができる能力・態度を身につけている。
- コミュニケーション
保育や子どもにかかわる事象・諸問題を、文献や実践・現場調査から客観的な判断に基づいて説明することができる。
- 協働性
保育のチームティーチングを行うために、チームの一員として協議や企画に積極的に参画することができる。
専攻科 幼児保育専攻のカリキュラム・ポリシー
専攻科幼児保育専攻では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、以下の方針によってカリキュラムを編成しています。
- キリスト教を知り、社会人として、また保育者として日々に活かすことができる。
- 保育現場で必要とされる対応力・指導力を修得できる。
- 子どもの立場になって考え、子どもの理解を深めていく姿勢を育成する。
- 子どもを取り巻く環境を捉え、保護者への子育て支援の基本的な姿勢を学ぶことができる。
- 保育や子どもにかかわる事象・諸問題から自らテーマを設定し、実証に基づく考察ができる。
- 目的に合わせた取り組みを企画・実践・反省・改善をする中で、他者と積極的に協働することができる。
- 様々な資格・修了証が取得できる。
専攻科 幼児保育専攻の学習成果
- キリスト教・カトリックの価値観と教養に基づき、社会人そして保育者として愛情をもって他者と接する姿勢と自律的に学ぶ力を習得している。
- 保育現場で必要とされる知識・技術および思考力・判断力を習得している。
- 子どもの発達・情緒・障がいを含む子ども理解に基づく対応を習得している。
- 子どもを取り巻く環境を捉え、保護者への子育て支援の基本的な姿勢を習得している。
- 保育や子どもに関する諸問題に関心を持ち、自ら課題を発見し、客観的な情報に基づいて考察できる力と説明する力を習得している。
- 他者と活動を計画・実践・省察することを通して、保育者として必要なコミュニケーション力および他者と協働する姿勢を習得している。
- 保育士資格、発達障がい児保育ベーシックプログラム修了証およびその他の認定資格を取得している。
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)
本学は、カトリック精神に基づく全人間教育をベースに、
人を思いやる心と高い専門性をもった保育者を育てることをめざしています。
そこで、本学では、次のような資質・能力をもった人の入学を期待しています。
- 本学の建学の精神・教育理念に共感している。
- 高校までの基礎的な学習内容・知識を習得している。
- 保育者になる強い意志をもち、保育の専門性を身につける努力ができる。
- 子どもへの愛情やいつくしみをもっている。
- 自分の考えを文章や言葉で表現することができる。
- 人とかかわる上で必要なコミュニケーション能力をもっている。
サイトから取得した情報と写真:www.c.seibi.ac.jp